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予防接種について

予防接種について

高槻市西町にある大津耳鼻咽喉科・ボイスクリニックでは、「インフルエンザワクチン」「新型コロナウイルスワクチン」の予防接種を実施しています。予防接種をご希望の方は当クリニックまでお気軽にご連絡ください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザについて

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3種類がありますが、流行的な広がりを見せるのはA型とB型です。さらにA型は変異しやすいという特徴を持っているため、変異したものは「新型インフルエンザ」として爆発的な流行を引き起こすことがあります。

インフルエンザの症状

症状としては喉の痛みや咳、発熱、倦怠感など、一般的な風邪と類似した症状が現れますが、風邪との鑑別として、発症が急激であり、症状が風邪と比べて強いことが挙げられます。

発熱は38℃以上で、頭痛、関節痛、全身倦怠感、筋肉痛など強い全身的症状を引き起こすことが特徴です。

インフルエンザの感染経路

インフルエンザウイルスの主な感染経路は、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染です。飛沫感染とは、くしゃみなどによって口内からウイルスを含んだ唾液が飛散され、それを取り込むことによって起こる感染です。また接触感染とは、飛沫が付着したもの(ドアや食べ物)などに触れることによって起こる感染です。ただし触れただけで感染することはなく、ウイルスの付着した手で鼻や口、目などを触ることで体内に吸収され発症します。

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンに分類されます。不活化ワクチンとは、病原体から感染性をなくしたワクチンを指します。感染性が失われているため接種後に感染するリスクはありませんが、獲得できる免疫も弱いため、定期的に摂取する必要があります。インフルエンザワクチン接種が毎年勧奨されるのはそのような理由からです。

新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症とは、コロナウイルス2(SARS-CoV-2)による感染症です。2019年末にその存在が発見され、以降、世界的な大流行をもたらしました。

新型コロナウイルス感染症の感染経路

新型コロナウイルス感染症の感染経路には、飛沫感染、エアロゾル感染、接触感染などがあります。飛沫感染、接触感染については「インフルエンザ」の項で説明しておりますのでご参照ください。エアロゾル感染は比較的新しい言葉ですが、飛沫感染の原因となる飛沫よりも小さな粒子を吸い込むことによる感染を指します。

新型コロナウイルス感染症の症状

通常の感冒(風邪)は発症から3~4日でピークを迎えることが多いですが、新型コロナウイルス感染症の場合、3~4日を過ぎても症状が軽快しないことが特徴の1つとされています。またインフルエンザとの鑑別としては、発症が比較的ゆるやかであることも挙げられます。

具体的な症状としては微熱~高熱、咳、関節痛、筋肉痛、倦怠感、食欲不振、味覚・嗅覚障害などがありますが、無症状の場合もあります。

症状が現れた方の中には重症化するケースもあり、肺炎を合併して入院となる場合があります。肺炎で入院となった方の中には、人工呼吸器などの集中管理が必要となる場合もあります。

新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルス感染症に対するワクチンは「mRNAワクチン」と呼ばれる比較的新しいタイプのワクチンです。これまで使われてきた生ワクチンや不活化ワクチンは、ウイルス自体を体内に取り込むというものでしたが、mRNAワクチンとは、ウイルスを作る元になる遺伝子を体内に取り込むというタイプのワクチンです。

取り込まれた遺伝子から体内でウイルス様の物質が作られ、それに対する免疫細胞が産生されることで免疫を獲得するという仕組みになっています。

 

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