いびき・睡眠時無呼吸症候群

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睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。酸素を上手く取り入れることができずに血液中の酸素濃度が低下するため、目を覚まして呼吸を再開します。しかし、入眠すると再び呼吸が止まったり、浅くなったりし、また目を覚ますといったサイクルを繰り返します。
そのため、深い睡眠がとれなくなり、日中に強い眠気が出現することがあります。

睡眠時無呼吸症候群の症状

  • 睡眠時間は足りているはずなのに、日中、強い眠気に襲われる
  • 家族などまわりの人から「いびきがうるさい」と言われる
  • 「寝ている時に呼吸が止まっている」と言われたことがある
  • 体が重い
  • 朝起きると体のだるさや頭痛を感じる
  • 集中力が続かない

など

このような症状をお感じの場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。お早めに高槻市西町にある大津耳鼻咽喉科・ボイスクリニックへご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の原因

睡眠時無呼吸症候群には、「中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)」と「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)」の2種類があります。それぞれの原因は以下の通りです。

中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)の主な原因

このタイプは稀で、睡眠時無呼吸症候群の中でも数%程度の割合とされています。脳内にある呼吸をコントロールする場所「呼吸中枢」に異常が生じた場合に起こります。発症のメカニズムはまだ完全には解明されていません。
いびきや無呼吸以外の症状がない場合もありますが、多くは日中の眠気や倦怠感を伴います。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の主な原因

ほとんどの睡眠時無呼吸症候群がこちらのタイプに該当します。
肥満や小さな顎、舌の根元が落ち込む舌根沈下、扁桃の肥大、喉や骨格の形状、鼻炎などによる鼻づまり、飲酒、睡眠薬の使用などが原因として挙げられます。
上記のような原因により、気道が狭くなり呼吸が障害され、無呼吸や呼吸が浅くなるといった症状を引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群の診断

睡眠時無呼吸症候群は、「無呼吸低呼吸指数(AHI)」をもとに診断します。AHIとは1時間あたりの無呼吸と低呼吸の平均回数のことです。AHIが一定以上の場合、積極的な治療を行います。
当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を行っております。

睡眠時無呼吸症候群の治療
中枢性睡眠時無呼吸症候群の場合

原因とみられる疾患があり、治療が可能な場合はそちらの治療を優先します。
治療後も無呼吸が残る場合は酸素投与やCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)などを行います。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合

まずは原因と考えられる生活習慣の改善をはかります。具体的にはダイエットや飲酒の制限、睡眠薬の減薬や中止などを検討します。

マウスピース

軽度~中等症程度の場合、マウスピースによる治療を検討します。
マウスピースを使用することで、舌が喉の奥に落ちづらくなるので、舌の位置が上がって気道が広がり、気道が確保できるようになります。

 CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)

重症の場合はCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)を行うことがあります。
CPAP は専用の鼻マスクを装着し、そこから持続的に空気を送って気道を広げ、睡眠時の気道の閉塞を防ぐ治療です。

現在行われている睡眠時無呼吸症候群の治療の中で、最も効果が期待できる治療方法とされています。
また、重症度の程度によっては保険適用となります。

手術

扁桃の肥大などにより気道が狭くなっている場合は、空気の通り道を広くするために、鼻や喉の手術を行い気道を確保する場合があります。
特に小児においては、睡眠時無呼吸症候群が成長の大きな妨げとなることがわかってきたため、手術が検討されるケースが増えています。

 専門クリニックと連携して治療します

お仕事に影響がない形で治療が受けられます

大津耳鼻咽喉科・ボイスクリニックでは、睡眠時無呼吸症候群に対して簡易検査を行っています。簡易検査で、その他の検査や治療が必要となった場合には、専門クリニックと連携して治療にあたります。

その際、入院しての治療が必要になる場合がありますが、当クリニックが連携する専門クリニックでは夜7時に入院し、翌日の朝6時にはご帰宅可能です。そのため、お仕事や日常生活に影響を及ぼすことなく治療を受けられます。

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TEL.072-693-4888

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