耳鳴り・めまいがする

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耳鳴り・めまいは放置しないでおきましょう

耳鳴り

耳鳴り

耳鳴りは、何も音が鳴っていないのに、耳の中で音が聞こえる状態です。聞こえる音は高いものから低いものまで様々あり、大きさや聞こえる頻度も異なります。

耳の疾患のほか、加齢や騒音、筋肉のけいれんによるものなど、原因は幅広くあります。また、ストレスや疲労、睡眠不足がきっかけで起こることもあります。特に、以下のような症状がある方は注意が必要です。

  • 耳鳴りが続きイライラする
  • 耳鳴りがあるせいで集中できない
  • 寝るときに耳鳴りがして寝つきが悪い
  • 耳鳴りが原因で不安を抱えている

など、これらの症状だけで命に関わる病気に繋がることはほとんどありません。しかし、辛さを理解されずお一人で悩んでいるという方も多くいます。耳鳴りでお悩みの方は、高槻市西町にある大津耳鼻咽喉科・ボイスクリニックへご相談ください。

めまい

めまいは、体の平衡感覚(バランス)を保てなくなる状態のことです。内耳の機能の異常、脳の異常などが原因として挙げられ、大きな病気が隠れている場合もあるため早めの受診が必要です。

通常、めまいは以下の3つのパターンに分けられます。

グルグルするめまい(回転性)

まわりの景色がグルグル回っているように感じるめまいです。「目が回る」「引っ張られるようだ」と訴える方もいます。耳鳴りや吐き気、耳の詰まり感などを伴う場合もあります。

ふわふわ・グラグラするめまい(浮動性)

体が浮いているような感覚のめまいです。「足元がふらつく」「よろめく」という方もいます。

風邪や貧血、自律神経のバランスが乱れている時など、原因は様々ですが、急に歩けなくなったり呂律が回らなくなったりした時は、脳の障害が疑われるため、ただちに救急車を呼んでください。

立ちくらみのようなめまい(失神性)

立ち上がった時にクラッとする感じや、「目の前が真っ暗になる」「血の気が引く」などと表現されるめまいです。血圧や血糖の低下、脱水症状、脳や神経の病気が主な原因です。

失神してしまった場合は、受け身を取れないため、頭などの外傷にも注意しなければいけません。

耳鳴り・めまいを引き起こす主な病気

突発性難聴

突然聞こえにくくなる病気で、多くは片耳にだけ起こります。めまいや耳の詰まり感のほか、重度になるとまったく聞こえなくなる(難聴)場合もあります。ウイルス感染や血流の循環障害、ストレスなどが原因と考えられていますが、はっきりとはわかっていません。

早期の治療で改善する可能性も高くなるため、症状に気づいたらすぐに受診しましょう。

メニエール病

回転性めまいと難聴、耳鳴りを引き起こす病気です。耳の奥にある内耳に、内リンパ液が溜まりすぎたことが原因で起こると考えられています。症状は突発性難聴と似ていますが、何度も繰り返す点がメニエール病の特徴です。

治療には、めまい止めの薬やビタミン剤などの服用に加え、ストレスや疲労を軽減するために生活習慣の改善も進めていきます。

良性発作性頭位めまい症

朝起きた時や寝返りを打った時に起こるめまいを指します。頭を下に向けた時だけ、首を傾けた時だけなど、日常的な動作の中で起こることがほとんどです。

内耳にある耳石が何らかの理由で三半規管に入ってしまい、バランスを上手く保てなくなることが原因です。突発性難聴やメニエール病の疑いがなければ、数日で軽快します。

前庭神経炎

内耳と脳を繋ぐ前庭神経に炎症が起こる病気です。突然強回転性めまいと吐き気が起こり、安静にしていてもグルグルと周囲が回転する感じがします。

良性発作性頭位めまい症は、しばらく安静にしていれば落ち着いてきますが、前庭神経炎では数日間めまいが続くこともあります。少し動いただけで強いめまいが起こるため、食事を摂れないことも多く、入院して点滴治療を行う場合もあります。

めまいが起こっても「慌てない」

手足のしびれや意識が薄れていく感覚がないめまいなら、命に関わることはほぼありません。まずは慌てず、横になってゆっくり深呼吸しましょう。酔い止めや吐き止めの薬が有効な場合もあります。

ただし、めまいの感じ方は人それぞれ違うため、弱ければ心配ないということではありません。めまいの症状が続いているときは、お早めに当クリニックへご相談ください。

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