鼻が臭い

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こんな症状はありませんか?

  • 鼻の奥が臭い
  • どろっとした臭い鼻水が出る
  • まわりに何も臭いものがないのに悪臭がする
  • 鼻の臭さと同時に口臭もひどくなっている
  • 鼻のにおいのほかに鼻づまり・頭痛がある など

 

こんな症状はありませんか?

これらの症状は、市販の洗浄液による鼻うがいや点鼻薬で、軽快する場合もあります。しかしあくまでも対症療法のため、症状が長引くようであれば、高槻市西町にある大津耳鼻咽喉科・ボイスクリニックまでご相談ください。

鼻が臭い原因

一般的な原因には、鼻の中の炎症や細菌感染、アレルギーや鼻茸などがあります。鼻を何度も触ったり強くかんだりしている方なら、湿疹が鼻のにおいに繋がっているかもしれません。虫歯など口腔衛生の問題がきっかけになる場合もあります。

子供の場合は、おもちゃや食品を詰まらせているケースがよく見られます。

鼻が臭い時に考えられる主な病気

慢性副鼻腔炎

鼻が臭い時に一番に考えられる病気が、慢性副鼻腔炎です。蓄膿症とも言われ、副鼻腔(鼻のまわりの骨にある空洞)に膿が溜まって、口や鼻水がにおいます。ほかに、粘り気のある黄色い鼻水、痰、頬・頭の痛みなどの症状が見られます。

放置していると、キノコのような腫瘍(鼻茸)ができたり、視力障害や髄膜炎など、目や脳に疾患を引き起こしたりすることもあるため、早めに受診しましょう。

副鼻腔真菌症

副鼻腔に真菌(カビ)が入り込んで炎症を起こす病気で、鼻づまりや口臭、倦怠感などの症状があります。

症状は慢性副鼻腔炎と似ていますが、薬での治療は難しく、カビを取り除く手術が必要です。

萎縮性鼻炎

鼻の中の粘膜が萎縮して硬化・乾燥し、粘膜の機能が低下する病気です。本来、ほこりやゴミを取り除き、呼吸器を守る役割をしている粘膜ですが、正常に働かなくなると鼻の中が不衛生な状態になってしまいます。

不快なにおいや鼻の乾きを感じるほか、鼻血を繰り返したり嗅覚障害を起こしたりすることもあります。

鼻水の吸引や鼻洗浄など、保存的治療を行いますが、生活習慣と関連性があると言われているため、食生活の見直しなどを検討します。

鼻前庭炎・鼻せつ

鼻前庭(鼻の入り口近くの鼻毛が生えている部分)が炎症している状態です。鼻のいじりすぎや、鼻毛を抜いた時にできた傷などから感染が起こります。鼻前庭には皮脂腺があるため、分泌物がにおうことがあります。

軽度の場合は鼻がかゆい・ヒリヒリする程度ですが、鼻せつに進行すると出血や強い痛み、赤く腫れ上がるなどの症状が現れます。子供では、触りすぎてさらに飛び火になるケースも見られます。

普段からできる対策として、鼻を優しくかむ、汚れた手で鼻を触らないようにする、鼻毛を抜くのを避けることなどが挙げられます。

鼻腔異物

鼻に異物が入ったまま何日も経つと、感染を起こしてしまいます。大人でも食事中にむせて入ってしまうということはありますが、特に子供によく見られます。ビーズや豆、小さなおもちゃなどを好奇心で詰めてしまい、後ろめたさから自分で言わないということもあります。

無理に取り出そうとすると、かえって鼻の中を傷つけてしまう恐れがあるため、思い当たることがある場合は早めに受診しましょう。

異物を取り出して炎症が収まれば、鼻の嫌なにおいもなくなります。

 

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