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AIによる痛みの少ないインフルエンザ検査「NODOCA」
nodocaとは?
「nodoca」は先進のAI技術を駆使し、咽頭の画像や患者様の症状情報を基にインフルエンザを診断する検査機器です。この機器は日本国内で初めて「新医療機器」認可を受け、従来の検査方法と比べて格段に早く、そして正確に診断結果を出すことができます。
診断情報はクラウドシステム上に送信され、AIがインフルエンザの典型的な症状や特徴的な所見の有無を速やかに分析します。分析結果はすぐにクリニックへとフィードバックされ、患者様へ迅速な対応をとることが可能となります。
このAI技術は、全国100を超える医療機関と、1万人を超える患者様の協力により収集された、50万枚以上の咽頭画像データをもとに設計・開発されています。
保険適用となります
「nodoca」のインフルエンザ検査は、2022年12月より保険適用となっています。患者様の診断の負担を軽減しつつ、高度な医療技術を提供することが可能となりました。
「NODOCA」によるインフルエンザ検査の特徴
結果が出るのが早い
「nodoca」によるインフルエンザ検査は、検査を実施してからわずか数秒~十数秒で結果が出ます。待合室に戻ることなく、その場で検査結果を知ることができます。
痛みが少ない
「nodoca」によるインフルエンザ検査では、咽頭画像や症状の情報をもとに診断を行うため、綿棒での採取が不要です。少ない痛み・負担で検査を受けていただけます。
咽頭の画像が見られる
診断結果だけでなく、その根拠となる咽頭の画像も患者様にご覧いただくことができます。これにより、ご自身の体の状態を明確に理解し、治療方法や経過の説明に対する納得感が得られるようになります。さらに定期的な診察を受ける患者様には、過去の画像との比較も行うことができます。
「NODOCA」と従来のインフルエンザ検査の違い
多くのクリニックで主に行われている「迅速抗原検出検査」は、スワブ(綿棒)を使い咽頭や鼻腔からサンプルを採取して、インフルエンザの抗原を検出する方法です。
この方法は短時間で結果を得られるというメリットがありますが、サンプルの採取時に不快感や痛みを感じることがあります。
「nodoca」はAI技術を採用した先進的なインフルエンザ検査で、従来の綿棒を使用する検査方法とは大きく異なります。以下がその主な違いとメリットです。
痛みの軽減
「nodoca」は咽頭画像や症状の情報をもとに診断を行うため、綿棒での採取が不要です。これにより、検査時の痛みや不快感が大幅に軽減されます。
結果がすぐに出る
高度なAI技術により、検査結果が数秒〜十数秒で得られます。これにより待ち時間が短縮され、スムーズな診察が可能となります。
高い信頼性
「nodoca」は、延べ100以上の医療機関と1万人以上の患者様のデータをもとに開発され、高い精度での診断が期待できます。
「NODOCA」によるインフルエンザ検査の流れ
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咽頭画像の取得
医師が患者様の咽頭画像を専用カメラで撮影します。
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画像データのクラウド転送
撮影された咽頭画像は、安全な方法でクラウドに送信されます。このクラウドシステムは高度なセキュリティを備えており、患者様のプライバシーを守ることを最優先としています。
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問診データの入力
撮影画像とは別に、患者様の体温や現在の症状、その他の関連情報をシステムに入力します。
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AI解析
先進のAI技術が、咽頭画像からインフルエンザ患者に特徴的な所見を検出します。
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判定
AIが撮影画像だけでなく、問診データも考慮して、最終的な判定を行います。
この総合的な判定により、高い精度と信頼性をもったインフルエンザ診断が可能となります。
その他の各種検査について
CT検査
高槻市西町にある大津耳鼻咽喉科・ボイスクリニックでは、耳、鼻、喉(咽頭・喉頭)にかけての広範囲をカバーする高性能のCT機器を導入しております。音声障害の検査にも利用可能です。
座ったままで短時間で撮影が行え、細部の異常や病変までを詳細にキャッチすることができます。
内視鏡検査
少ない負担で高品質な画像を得るための細径の内視鏡を使用しています。大人から小さなお子様、さらには乳幼児にも適用でき、動画撮影機能も搭載しております。撮影した映像を使い、患部の詳しい説明を行います。
エコー検査(頸部エコー検査)
エコー検査(頸部エコー検査)は、甲状腺、唾液腺、リンパ節などでの病変を正確に検出するために実施されます。カラー表示可能な超音波診断装置を使用し、頭頸部の早期腫瘍発見にも役立ちます。
アレルギー検査
ドロップスクリーン
41種類のアレルゲンをすばやくスクリーニングできる検査機器を導入しています。指先から一滴の血液を採血するだけの負担の少ない検査なので、小さなお子様(2歳~)も安心して受けられます。
Viewアレルギー39検査
0.9mlの血液で39種類のアレルゲン(アレルギーの原因物質)が検査できます。特定のアレルゲンを問診だけで判定できない場合や、花粉関連の食物アレルギーが疑われる場合のスクリーニングとして利用されます。
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査で、夜間の呼吸、酸素濃度、脈拍、体の動きなどの情報を収集し、睡眠の質と健康状態を詳細に評価することが可能となります。
聴力検査
クリニック内に広々とした聴力検査室を設置しており、最適な環境での聴力検査を行うことができます。